史跡佐渡金山は、観光坑道である宗太夫坑を含め道路に沿って東西1.5kmの範囲が整備され公園や駐車場となっています。この範囲には四季折々の花が咲き、散策すると自然を満喫することができます。
相川市街より金山へ向かって進むと最初に右手に見える駐車場が第3駐車場で、更に進むと第2駐車場、右手に資料館、坑道入口があります。坑道入口より少し上ったところに第1駐車場があります。
第1駐車場を過ぎると右手に「道遊の割戸」の裏側が望めます。更に進むと第5駐車場と大立公園があります。
大立公園を過ぎると大佐度スカイラインの入口となります。

佐渡金山の春は「道遊の割戸」周辺に咲く雪割草の可憐な花より始まります。
金山のあちこちでスミレの花が咲き始め、4月中旬には梅と桜の季節を迎えます。桜は、樹齢30〜40年のソメイヨシノが約400本、これ以外に山桜、カワズ桜、枝垂れ桜、八重桜などがあり、春の華やいだ気分を楽しむことができます。
桜が終ると、道路沿いや大立公園(金山第5駐車場)や道路に沿って植えられた約1,000株のサツキやツツジの季節となります。
初夏の訪れは、6月初旬より岩ユリの開花に始まります。通常岩ユリは、外海府の海岸に沿った岩礁に咲きますが、佐渡金山では、大立竪坑周辺の岩盤に群生しています。
7月に入るとアジサイとともに山ユリの季節となります。大立公園周辺に群生しますが、それ以外でもあちらこちらで見ることができます。

8月末になると初秋を告げるハギの花が、第3駐車場や大立公園で咲き始めます。9月末になると第2駐車場の道路脇に植えられているジュウガツザクラが咲きはじめ、年末まで桜の花を見ることができます。10月後半になると紅葉が始まります。金山には多くのモミジが植えられており、広葉樹も多いことから素晴らしい景観を呈します。

佐渡は対馬暖流の影響で新潟と比べると、夏は涼しく冬は暖かいことから過ごし易い地でもあります。このため雪は少ないのですが北風が強く海の荒れる日が続き、海岸ではこの季節「波の花」が舞います。この季節は、また海産物の美味しい季節でもあり、エビ、カニ、ブリなどが食卓を飾ります。